kz(ケーズ)ライダーのエンタメ感想所 blog

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(本・小説)『発達障害「グレーゾーン」 その正しい理解と克服法』

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SB新書より出版。発達障害という言葉が知られるようになり最近は医療機関を訪れる人が増えている。そのなかで急増しているのが徴候はあっても障害とは診断されない「グレーゾーン」。この本はそんな、時には障害を抱えた人よりも深刻な困難に陥りやすいグレーゾーンについて書かれています。

 


どんな人でも悩みや苦しみ、葛藤があり時には「もしかして、自分のこの苦しさは障害なのかも……」と思う人もいるかと思います。私も、悩みや過去のトラウマに苦しみ病院を受診したことがあります。
しかし、病院を受診しても「特に問題無し」と言われ「なら、この苦しみは自分が悪いの? もっと頑張らないといけないの?」と苦しみがさらに重くなってしまう場合があります。しかし、その苦しみは障害まではいかないまでも、障害の徴候がある「グレーゾーン」かもしれません。この本ではそんなグレーゾーンについて解説しており自分の苦しみの正体を知る手がかりになるかもしれません。

 


障害という診断名だけではなくそれに満たないが決して大変でないと言えない「グレーゾーン」。それについて書かれており自分の生きづらさを理解するのに一役買うかもしれません。

「病院を受診とか障害だとか簡単に言うけど、お前は障害になりたいのか?」と感じる人もいるかもしれません。そんな、障害になりたい訳では決して無いけどこれは障害じゃないのか? と疑う心理についても書いてあります(文章が適切でなく不快に感じられたら申し訳ありません)

 


言葉が悪いかもしれませんが、読んでて気持ちよくなる良い感じの言葉を並べたような本ではなく専門的な知識で書かれている本なので自分の心身の状況と比較して読める本だと思います。難しい言葉は一回で理解しきれなかったのでもう一回読んでみたいと思います(医学書では無いので、本当に苦しい時は医療機関を受診してください)

 

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