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(小説)『キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘』 「西尾維新」先生の「戯言シリーズ」まさかの新作!

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物語シリーズなど多数の作品で知られる「西尾維新」先生の「戯言シリーズ」まさかの新作。

 


主人公である「玖渚 盾」(くなぎさ じゅん)が、序盤で人類最強の請負人「哀川 潤」(あいかわ じゅん)の運転する車に轢かれそのまま誘拐されるという展開に、戯言シリーズらしさというか哀川潤らしさになつかしくワクワクする気持ちで読み進めました。

 


戯言シリーズを読んだことのある人なら分かると思いますが、今作は「玖渚 友」(くなぎさ とも)と戯言遣いの娘が主人公です。あの玖渚友と戯言遣いの娘などどんなとんでもない奴なんだろうと思っていましたが、思っていたよりもまともでした。しかし、やはりそこは二人の娘。しっかりと二人の特性を受けついだ、特に玖渚友の特性を受け継いだ(受け継いでいないとも言える?)一筋縄ではいかない娘でした。

 


クビキリサイクル」から始まる戯言シリーズは、最初の方はミステリーでしたが、徐々にバトル展開にシフトしていったシリーズです。が、今作は最初の「クビキリサイクル」を彷彿とさせるような首切り殺人が起こるというバトル展開ではなくミステリーとなっています。

 

 

今作に登場はしていませんが、話の中で恐らくあのキャラのことだろうなというような会話をしていたりするので、戯言シリーズを読んだことのある人はそういうところでニヤッとすると思います。

 


戯言シリーズは読んできた小説の中でも上位に好きなシリーズなので、また新刊か「クビキリサイクル」以降のアニメ化など何か動きがあればいいなと思いました。

 


「これ、マジで言ってんだけど」

 

 

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