特殊な錠前「ロックシード」を使い、ストリートダンスをするステージを取り合う若者達「ビートライダーズ」 かつてはその一人だった主人公「葛葉絃汰(かずらば こうた)」は失踪したかつて所属していたチームのリーダーを捜索中、空間の切れ目を発見する。そこにはロックシードで呼び出される獣「インベス」が跋扈していて……
フルーツと戦国というどうしたらその二つが結びつくんだというすごい見た目の『仮面ライダー鎧武(ガイム)』 しかし、ストーリーはシリアス。それもそのはず、脚本は『魔法少女まどかマギカ』など重めなシナリオで有名な「虚淵玄」。放送前に虚淵玄という名前を見たときに「仮面ライダーに虚淵玄……?」とライダーでどんなシリアスな展開が繰り広げられるんだと期待と不安が混じった気持ちで見始めましたが、さすが虚淵玄。終盤になる頃には終わってほしくないと心から思える作品になりました。
ダンスチームが縄張り争いをする前半は正直イマイチで「あんまり面白くないな……」と思いながら惰性で観ていました。
しかし、ダンスチームの争いが一段落した中盤から「ちょっと面白くなってきたな」となり終盤、特に最終話までの10話ぐらいは「ここで終わり!? また一週間待たないといけないのかよぉぉぉ!!」となるぐらい面白くなりました。
終盤の何が面白かったのかというと、従来のライダー作品なら終盤になると誰がラスボスになりそうか大体予想がつくというか、ラスボス候補は二人か多くても三人くらいだと思います。
しかし、鎧武はラスボス候補がとても多い!
・怪人側のボス
・怪人側の、腹に一物抱えてますよといった参謀役
・闇落ちした元仲間
・主人公のライバル
・よく分からない謎の人物
・ラスボスにはならなそうだけどそれぞれ何か思惑がありそうなやつ
これだけのラスボス候補が毎週、一人、また一人と消えていき「今週はこいつがやられたか!」と毎週興奮して観ていました。
仮面ライダーといえば変身ベルトだと思いますが、鎧武では「ロックシード」と呼ばれるフルーツ型の錠前を「戦極ドライバー」と呼ばれるベルトにセットし、刀型のレバーを操作してロックシードを切って輪切りにして変身します。その変身の仕方が自分的には大変気に入っており、ベルトは持っていませんが空想で変身の仕方を真似したりしていました(笑)
トンデモな見た目からは想像がつかないシリアスなストーリーが繰り広げられる「仮面ライダー鎧武」 私は序盤はイマイチだと思いましたが、みなさんが私と同じ感想を抱いたとしてもなんとかダンスチームのいざこざが終わる中盤まで観て下さい。絶対に面白くなることを保証します。
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