学年1位の優等生、みんなの高嶺の花である「周防やや(すおう やや)」。そんな周防に憧れる後輩の「雛森いちご(ひなもり いちご)」は昔、子供っぽいという理由で好きな人にフラれており、そのコンプレックスもあって大人っぽい周防に憧れていた。しかし、保健室のベッドで弱音を吐きながら泣く周防を見かけてしまい……。
コミック百合姫で連載されていた百合漫画です。
勉強だけでなくなんでも出来ると思われている周防やや。しかし、それは本人の努力の賜で実は勉強以外かなり不器用。雛森いちごに本性を知られてからは何かあるたびに雛森に頼り、上手くできたりしたら褒めてもらおうとしてきます。
大人っぽい優等生から、本性を現して雛森に甘え出す時には幼児退行の域にまで達しており、顔もいつものキリッとした顔からゆるみきったデフォルメちっくな顔へと変化します。
途中から、学年2位で周防ややのライバルを自称する「九条瞳(くじょう ひとみ)」というキャラも登場します。
本人は頑張っているのですがどうしても周防ややに勝てない。『誰か私を褒めて!!』と感情が爆発した所を雛森いちごによしよしされたことで、周防ややと同じく事あるごとにいちごに甘やかしてもらおうとするようになります。
九条瞳も、周防ややと同じく甘やかされている時はゆるみきった顔へと変貌します。
周防やや
出典:『甘えさせて雛森さん!』コミックス1巻より
九条瞳
出典:『甘えさせて雛森さん!』コミックス2巻より
これが……
↓
出典:『甘えさせて雛森さん!』コミックス3巻より
これになります。
キャラ達が可愛いだけで無くギャグシーンも結構面白いです。
出典:『甘えさせて雛森さん!』コミックス3巻より
全3巻と、少し短い巻数で完結してしまいましたが、逆に言えば読み始めやすい巻数だと思うので、気になった方はぜひ読んでみてください。個人的には九条瞳の話ももっと読みたかったです。
自分も、いちごちゃんによしよしされたい……
出典:『甘えさせて雛森さん!』コミックス1巻より
出典:『甘えさせて雛森さん!』コミックス2巻より
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