数学大好きな少女が、数学を使ったテロリスト達と戦う『浜村渚の計算ノート』シリーズ、3冊目です。
今までの2冊と同じく短編が集まって一冊となっており、今回は4つの短編とエピローグで構成されています。
前回で黒い三角定規の幹部「キューティー・オイラー」が登場しましたが、今巻の『武田斐三郎の街で』という短編のなかで、なんとそのキューティー・オイラーと一時共闘します。この話はキューティー・オイラーとの共闘もですが、北海道では超有名人らしい「どさんこFBI」の牛河原警部とその仲間達というキャラも登場し今巻の中でも面白い短編でした。
また、「音板江美」(ねいた えみ)というキャラも登場し彼女は「マダム・エミー」と呼ばれ黒い三角定規側に近い人間ではありますが完全に仲間という訳では無いらしく、自身を「司会者」と呼んでおり、彼女が何者なのかも気になるところです。
今巻の4つの短編の中の一つにあるキャラが登場します。そのキャラはその短編の中では普通のサブキャラとして描かれているのですが、エピローグの最後、浜村渚に黒い三角定規から届けられた荷物の中にそのキャラに関係したものが入っていて、実は黒い三角定規に通じているのでは……となる展開が待っており、次の話が気になる終わり方をしています。
また、近いうちに続きを読みたいと思います。
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(小説)『浜村渚の計算ノート』 数学大得意の少女が、数学を駆使したテロ組織に挑む! - kz(ケーズ)ライダーのエンタメ感想所 blog
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『浜村渚の計算ノート 2さつめ~ふしぎの国の期末テスト~』(小説) 敵組織の幹部も出てきてますます盛り上がるシリーズ二作目! (感想) - kz(ケーズ)ライダーのエンタメ感想所 blog
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