kz(ケーズ)ライダーのエンタメ感想所 blog

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※ネタバレ無し 『ゴジラ -1.0(マイナスワン)』観に行きました (映画・雑談) (感想)

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巷で話題の『ゴジラ -1.0』観に行きました。評判に違わぬ大スペクタクルの映画でした。

 


戦争のトラウマに苦しむ神木隆之介演じる主人公の「敷島浩一(しきしま こういち)」。戦争が終わってからは自分の所に転がり込んできた「大石典子(おおいし のりこ)」と赤ん坊のアキコと暮らす。戦争の爪痕でボロボロになった東京だが時間をかけ復興していく。中盤では敷島も典子やアキコのおかげで徐々に前を向き始め、幸せになってもいいかと思い出す。そこに襲い来る絶望。ただでさえ追い詰められてきた敷島をこれ以上追い詰める展開に「嘘やん……」とあんぐりと口を開けて観てしまいました。

 


序盤早々に出てくるゴジラ。この時はジュラシックパークの恐竜ぐらいの大きさでした。しかし、数年後に出てくるゴジラは最初に出てきた時よりはるかに成長し巨大に。それはまさしく絶望の化身といった風でした。

 


戦艦の攻撃などものともせず、少しダメージを負ったかと思ったら再生。「どうやって倒すんだこの化け物」とまったく倒せるビジョンが見えない怪獣でした。

 


最後はそんなことあるか? と思えるような奇跡に感動の「嘘やん」。感動で泣きそうになったところに「ですよねー」と思わせる絶望の「嘘やん」。「嘘やん」と何回も思わせる、大ヒットしているのも納得の映画でした。